「間違ったから買い取って」---重量税印紙の偽造

国土交通省・近畿運輸局は29日、管内4府県の運輸支局などから偽造された自動車重量税印紙が発見されていたことを明らかにした。これまでに21枚が発見されており、運輸局では「正規の窓口で購入してほしい」と呼びかけている。

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国土交通省・近畿運輸局は29日、管内4府県の運輸支局などから偽造された自動車重量税印紙が発見されていたことを明らかにした。

これまでに21枚が発見されており、運輸局では「正規の窓口で購入してほしい」と呼びかけるとともに、提出された書類に添付された印紙についても真贋判別機を通して全量チェックすることを決めた。

これは近畿運輸局が29日に明らかにしたもの。偽造されていることがわかった印紙は重量税納付書に添付されるもので、重量501〜1000kg用(2万5200円)、同1001〜1500kg用(3万7800円)の2種類が見つかっている。

真券よりも全体的に色が濃く、目打ちにバラつきがあるのが特徴で、大阪運輸支局で9枚、兵庫陸運部で1枚、姫路自動車検査登録事務所で9枚、奈良運輸支局で1枚、滋賀運輸支局でも1枚が発見された。

通常は運輸支局内の窓口で購入するが、「間違えて別の金額のものを買ってしまった。買い取ってくれないか」と持ちかけられるケースがあり、そこで偽造券を渡されたことが確認されたほか、街の金券ショップで購入した印紙が偽造券だったというケースも確認されている。

運輸局では「正規の窓口で購入し、所内で他の人物から交換を持ちかけられても応じないで欲しい」と呼びかけている。

書類に貼り付けられた状態で持ち込まれることもあるために、運輸局でも持ち込まれた書類の全量に対して真贋判別機を使う一方、こうした対策が行われていない他地域に波及する可能性もあるとして、他の地方局に対しても事態の報告を行うとしている。
《石田真一》

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