三菱自動車は、3月2日からスイスのジュネーブで開催されるジュネーブ国際自動車ショーに、同社とダイムラークライスラーが共同開発し、欧州で生産する5ドアの『コルト』を発表する。
コルトの欧州モデルは5月から発売する予定で、三菱自動車が欧州で初めてコンパクトカーセグメントに参入する。欧州製コルトはオランダのネッドカーで生産する予定で、ダイムラーのスマートブランドでも派生モデルを生産する予定だ。
今回発表する欧州向けコルトはスタイリングは日本のワンモーションフォルムを引き継ぎながら、スリーダイヤモンドを大きく配したフロントマスクを欧州専用の仕様に一部変更する。インテリアも欧州専用デザインに変更した。
エンジンは三菱自動車とダイムラーが折半出資したMDCパワーの工場で生産される1.1、1.3、1.5リットルのDOHC「MIVEC」で、ディーゼルはダイムラー製の1.5リットルDOHCコモンレール式直墳ディーゼルの合計4種類を設定する。トランスミッションはMTと自動MT(クラッチレスMT)を設定する。