バリュープログレスが東京オートサロン(9-11日、幕張メッセ)に出展したトイボックス『アリゲーター』のベースは、日産『マーチ』だ。一番目をひいたのがフロントタイヤが4輪のデザイン。
リア4輪配置はよく見るがフロントはあまり見たことが無いことから、挑戦の意味をこめて制作したのだという。資料によると延長部分はボルトオンパーツで構成され、既存フレームへの溶接はない。
全長は5mを超え、もとがマーチとは思えない迫力を持っている。しかし説明担当者によると、フロントのデザインはコアラをイメージしてデザインされという。大きさの中にある可愛らしさを表しているのだ。
マーチを選んだ理由はルーフが丸く、今のコンパクトカーの中ではカスタムしやすい形で、ねらいを表現しやすいクルマだからだそうだ。また4ドアにしなかったのは、リアに巨大なフェンダーを制作するためと、2ドア仕様自体、あまり走っていないからという理由から。
驚きなのは、オーダーさえあれば販売するいうこと。しかし制作時間はかかるらしい。