日本自動車輸入組合が発表した2003年の車名別輸入車新規登録台数(実際はブランド別)によると、トップは4年連続でフォルクスワーゲン(VW)だった。
VWは『ポロ』、『ゴルフ』の主力量販モデルがモデル末期で販売は苦戦したが、メルセデスベンツも販売が低迷したため、トップの座を守った。
VWの販売台数は前年比6.4%減の5万6070台だった。ポロ、ゴルフがモデル末期で、販売は低調だったが、『トゥアレグ』など新型車投入や販売促進施策などで、首位の座を守った。2位のメルセデスベンツは同4.6%減の4万5759台だった。新型『Eクラス』を投入したものの、販売は伸びなかった。
3位のBMWは同1.8%増の3万6388台、4位が『フィット・アリア』が上乗せとなったホンダで同102.5%増の1万9931台、5位がプジョーで、同1.1%増の1万5330台だった。
6位はボルボ、7位がアウディ、8位がMINI、9位がトヨタ、10位がクライスラーだった。フォードは12位、オペルは14位にまで落ちた。