【パリダカ】第5レグ---最初の難関ステージ

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2004年パリダカ(正式名称テレフォニカ・ダカール2004)は5日、アフリカ、モロッコのエルラシディアで今年最初の難関ステージを迎えた。エルラシディアからウァルザザットまで第5レグ575km、うちSS(競技区間)337km。

第5SSのコースは荒れていた。道路脇には大きな石がころがっており、ミスや無理な運転はすぐにマシンにダメージを与える。短いながら砂丘を越えるセクションもあり、コース全体として難度は高いとの評価。

ステファン・ぺテランセル(三菱パジェロエボリューション)がSS1位のタイムで総合1位をキープした。増岡浩(三菱パジェロエボリューション)は2番手のタイムで総合5位から2位に浮上。ミキ・ビアシオン(三菱パジェロエボリューション)は総合順位を8位に落とした。

日産ピックアップ勢ではジニール・ドゥビリエがSS3番手タイム、総合5位に。昨晩速度違反ペナルティとして7分30秒を受けたコリン・マクレーはSS6番手で総合8位。アリ・バタネンはパンクで総合16位に後退。

■総合成績(第5レグ終了)
順位/ドライバー/車両/タイム
1:ペテランセル 三菱パジェロエボリューション 4時間26分31秒
2:増岡浩 三菱パジェロエボリューション 6分12秒※
3:ドメビウス BMW・X5 15分33秒
5:ドゥビリエ 日産ピックアップ 16分05秒
6:マクレー 日産ピックアップ 16分12秒
8:ビアシオン 三菱パジェロエボリューション 18分29秒
9:アルアティヤ 三菱パジェロ 24分49秒
10:セルビア シュレッサー・フォード 25分57秒
11:篠塚建次郎 日産ピックアップ 27分08秒
※2位以下はトップとの差

《高木啓》

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