国土交通省は10月1日から、低排出ガス認定の新しい制度を導入する。現行の認定制度が2000年の排ガス規制値を基準にしているのに対し、新制度は05年規制値を基準とする。当面はトヨタの『プリウス』などハイブリッド車や、ごく一部のガソリン車しか適合しない見通しだが、自動車メーカーの開発競争を促進することにつながろう。
マセラティのフラッグシップモデル『クワトロポルテ』(「4ドア」の意)が、ピニンファリーナのデザインによってよみがえった。“コンテンポラリー・イタリアンアート”と銘打たれたこのクルマ、確かに新しい美しさを表現している。
残念な結果に終わったハンガリーGPとは全く異なった性質を持つイタリアGP、モンツァ・サーキット。グランプリ随一の高速サーキットに向けて、トヨタのオリビエ・パニスは充分手応えを感じている。「先週の3日間テストの内容は充実していたし、モンツァは6月からたくさんのテストを実施してきた場所」
FIAは9日、マクラーレンとウィリアムズが使用したタイヤを検査した結果、レギュレーションに合致したものであると確認したことを明らかにした。「本件は終了、全チームが同条件のもとチャンピオンシップが続行する」とFIA。
シトロエン『C2』の特徴は少々強引かと思えるリアガラスのカットラインのデザイン、この奇抜さが良い。「後席の開放感のため」という単純発想だそうだが。また、ドッシリとしたヘッドライト周りのルックスは、全長3660mmの3ドアハッチバックとは思えない強い存在感をもつ。『C3』の持つ丸みのある可愛らしさとはまさに別世界だ。
三菱の4輪駆動車『ショーグン』(日本名『パジェロ』)が、英国グロースターシャー市の救急車として採用されることが決まった。採用の理由は、同車のオフロードでの走行性能が高く評価されたため。
ETCの利用案内や残高・利用明細を照会するホームページ「ETCプラザ」で、首都高速道路で利用分の走行明細の表示が遅れている。遅れは残高にも反映されているようだ。この現象は8月から発生しており、ようやく31日までの利用分は復旧して表示されている。今後も復旧できた走行明細から順次表示していくことになる。
車検を受けるために納車した車を検査せずに車検をパスさせたとして、関東運輸局が民間車検業者に指定されているトヨタ東京カローラ(本社・東京都目黒区)の「谷原店テクノショップ」について、車検業や整備業の認証と検査員5人の資格も取り消す行政処分を出した。
トヨタ自動車は、ヨーロッパでの自動車販売に関し、年間販売台数80万台の目標は、2003年中に達成が可能であるとの見通しを発表した。これは、予定よりも2年前倒しての目標達成となる。
国土交通省・関東運輸局は10日、民間車検業者の指定を受けているトヨタ系ディーラーの検査員が実際には必要な点検・検査を行っていないにも関わらず、虚偽の保安適合証を作成したとして、この会社の自動車分解整備事業の認証を取り消した。