【スバル『R2』発表】新しい顔---「スプレッドウィングスグリル」

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【スバル『R2』発表】新しい顔---「スプレッドウィングスグリル」
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背高系が主流の軽自動車市場に一石を投じる『R2』。広さを追求する寸法競争から解放された新しいカテゴリーのクルマだ。新しい顔になって初めての量産車はこれからのスバルデザインの方向性を占う大事な一台だ。

「従来メインの背高系が登場してから10年以上が経ちます。スタイリングもディテールを変えるだけで似たり寄ったりでした。これからは空間志向ではなく、小さくパーソナルで使う人が増えてくるはずです」と語るスバル商品企画本部デザイン部の田中昭彦氏。

「メインターゲットは30代前半のヤングミセス。小さい子供がいても自分の主張を持ち、ファッションの一部として付き合えるクルマという新しい考え方です」

「新しい顔であるフロントグリルは、航空機メーカーとしてのアイデンティティを翼の形で表現した“スプレッドウィングスグリル”です。これからもこのモチーフを使って、他車にも展開していきます」

「好き嫌いの分かれる顔ですが、欧州車の一部でも最初は酷評されたものがありました。クルマの性格に合わせてより良いバランスを考え、大事に育てていこうと思います」と田中氏は語る。

チーフデザイナーのザパティナス氏は室内のカラーリングやフロントグリルのバランスを担当したようで、フォルムそのものはスバル着任時にはすでにデザインされていた。「ザパティナス・グリル」という呼び方は相応しくないようだ。

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