富士重工業は東京モーターショーにも参考出品されていた新型軽自動車のスバル『R2』を8日発表・発売した。竹中恭二社長は「R2は限られた軽自動車のサイズの中で、室内の広さを競うのではなく、スタイルや走り、安全性、環境といった機能に特化した軽自動車を目指し開発しました」と冒頭の挨拶で説明。R2のサイズは全長、全幅は軽自動車の幅一杯まで使ってはいるが、全高は1520mmと最近発売された軽自動車の中では低い。全高を低く設定することで、今までの軽自動車にはないワンモーションフォルムを実現し、同時に屈曲点のないAピラーは高い衝突安全性を確保している。ボディカラーは11色が用意されており、内装色もアイボリーとブラックの2色から好みで選ぶことができる。エンジンは新開発の自然吸気4気筒DOHCをメイングレードの「R」に搭載し、他に『プレオ』に搭載されていたスーパーチャージャー仕様「S」と、SOHCの「i」グレードと、グレード別に3エンジンをラインナップしている。新開発のDOHCエンジンは、10-15モード燃費では量産軽自動車トップレベルの、24.0km/リットル(i-CVT車)を実現。駆動レイアウトは2WD(FF)または4WD。トランスミッションはiとRで5MTまたは「i-CVT」、Sで「スポーツシフトi-CVT」(7速マニュアルモード付き)。価格は86万円から140万円。売れ筋グレードと予想されるのは、R/2WDのi-CVT=112万円だ。竹中社長は「R2の評判がよければ、他メーカーも同じように、広さ以外の価値観を持ったクルマの開発を行うのではないでしょうか」と『R2』に自信を感じさせる言葉を残した。
スバル『BRZ』にもイエロー出た!「STI Sport YELLOW EDITION」は300台限定で418万円から 2025年9月5日 SUBARU(スバル)は9月5日、スポーツカー『BRZ』の特別仕様車「ST…