スズキは13日、シボレー『クルーズ』を一部改良し発売した。走行性能や環境性能を向上させたほか、室内幅を拡大した。
フロントサスペンションの取り付け剛性を向上させるため、パフォーマンスロッドを採用した。2WD車は、車高を15mm下げたサスペンションを採用し、スポーティな走行フィーリングを向上させた。
環境性能では、2WD車全車で国土交通省の「超-低排出ガス車」認定を取得。さらに2WD車の1.3リットル車は、燃費性能を17.4km/リットルから18km/リットルに改善した。
4WD車には、熱線でワイパーの凍結を溶かすデアイサーを標準装備した。外観では、新たにルーフアンテナを採用した。
室内は、ドアトリムを新設計し、最大室内幅を40mm拡大した。また、ステアリングホイール、メーターパネル、オーディオに新デザインを採用した。
メーカー希望小売価格は1.3リットルの2WD車が99万円、1.5リットルの2WD車が129万円など、ほとんどのタイプで、従来からの据え置きとした。