レスポンスとして新たなスタートを切った今年のショーでは「最新のデジカメを使いたい」という考えから、キヤノンから『EOS Kiss デジタル』の提供を受けた。実売14万円程度という、デジタル一眼レフとしては最も購入しやすい価格でも話題になった最新鋭機。
デジカメで見たままの色を再現させるというのは意外に難しい作業なのだが、EOS Kiss デジタルは特別な補正を実行することなく、普通にシャッターを押すだけで見事なまでに会場の光景を切り取ってくれる。誰が使っても差が生じにくいという点も秀逸だ。EF-Sレンズ(18-55mm F3.5-5.6)はまるでオモチャのように軽いが、描写性能は非常に高いというのには驚いた。
《石田真一》