スズキの鈴木修会長は30日の新型『ワゴンR』発表の席上、月間販売目標とした1万5000台について「営業部門には最低目標と指示している」と述べ、必達で臨む方針を示した。
軽自動車市場は、ホンダの『ライフ』など新モデルの投入が活発化しているが、トップブランドの座を維持する構え。ワゴンRは1993年の発売以来、累計販売が194万台に及ぶ軽自動車史上でも屈指の売れ行きとなっている。
鈴木会長は「現在のワゴンRの保有台数は184万台に達している。これまでのお客さんだけでも大きな市場がある」と、新規ユーザーとともに、保有層の掘り起こしにも力を入れる考えを表明した。