アメリカで根強いマツダ『RX-7』復活待望論

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アメリカで根強いマツダ『RX-7』復活待望論
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ロータリーエンジンのパワフルなスポーツカーは2シーターのスタイリッシュなクルマであるべき。それが米国市場がマツダに突き付けた『RX-8』への回答のようだ。アメリカの自動車関連のメディアでは、来る東京モーターショーでマツダが『RX-7』を復活させる予定がない、と明言したことに失望を隠しきれない。

マツダではロータリーエンジンの生産は年間6万ユニット程度に限られており、現在はRX-8用のエンジンだけで手一杯である、と説明しているが、需要があればRX-7復活の可能性もある、としている。

もし米国内で新型RX-7が販売されていれば、それなりの市場が開拓できたかもしれない。しかしマツダでは4シーターのRX-8で勝負に出た。現在のところRX-8はかつてのRX-8が得たような熱狂的ファンを獲得するにいたっていない。

米国でのRX-8に対する評判を目にするたびに、マツダは市場のニーズをはきちがえていたのでは、と思えてならない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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