新型『ライフ』はクルマの大切な要素「カラー」にこだわり、コンピレーションという新たな手法を取り入れた。異分野クリエーターが多数参加し、お互い刺激しあい、楽しみながら生まれたのは、とっても「おいしい」カラーだった。
「異分野とはグラフィック、家具、ファッション、パッケージ、空間の5組のデザイナーです。各分野の第一線で活躍されている方とのディスカッションはとても刺激になりました」と語るインテリア担当のデザインBスタジオ・加藤圭介研究員。
「あえてコンセプトを伝えず、内外装のスタイリングからくるインスピレーションをもとに、女性が憧れるような女性像のイメージをカラーで表現しました。それが“マッチャクレム”、“バニラクレム”、“カラメルクレム”のエクステリア3色です。そしてトーンをおとした大人のかわいらしさをシックに表したのが、“ビターブラウン”のインテリア色です」
分野を越えて新しいコトができるのが「デザイン」という仕事だ。CMでも「Hondaメイドのおいしいデザイン」をアピールするライフ。会場ではエクステリア3色にちなんだアイスクリーム3種類の盛り合わせが振舞われるという「おいしい」演出がなされた。