快挙!! 小糸製作所がハゲタカ特許管理会社に勝訴

自動車 社会 社会

米国カリフォルニア州連邦地裁は、大型の国際特許訴訟で小糸製作所に対する勝訴判決を下した。この訴訟は、2002年2月11日、小糸製作所と同社の米国子会社が、ジェン・ソレンセン氏と特許管理会社ターン・キー社に対して、米国特許非侵害・特許無効の確認を求めて提訴したもの。

これは小糸製作所と米国子会社が生産する自動車用ランプの樹脂レンズの製造方法が特許を侵害しているとし、このランプを搭載する自動車メーカーも攻撃の対象となり、ターン・キー社弁護士側から警告状を受けたり、提訴された。小糸側は一貫して特許の無効を主張、法廷闘争となり、今回ターン・キー側の主張する特許は権利無効、小糸製作所は権利非侵害との判決を下した。

このターン・キー社は、米国の特許管理会社の大手で、これまでも電機や自動車企業に特許戦略を展開、法廷闘争を好まない日本企業から高額な契約金を取り立てていたが、小糸が今回初めて一矢を報いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集