日産自動車の関連会社のオーテックジャパンは、『プレサージュ』のフルモデルチェンジに合わせて、福祉車両のライフケアビークルとして、室内の乗り降りを容易にする「アンシャンテ」セカンドシートタイプと同・助手席タイプを設定して7月24日から発売する。
今回、発売するアンシャンテ助手席タイプは、助手席が、セカンドシートタイプは左側セカンドシートが車両外側に回転・昇降することで、クルマ椅子からの移乗が楽に行える。両タイプともに回転〜昇降の動作をよりスムーズにした新開発ユニットを採用した。
また、電動式の前後スライドとリクライニングを採用、操作スイッチをシート左側だけでなく、右側にも装備し、乗車中に介助者が操作することやシートに座った人に自身での操作も容易にした。
さらにセカンドスライドアップシートでは、昇降機能シートとして初めてISO FIX対応チャイルドセーフティシートの装着も可能にした。
価格は助手席タイプの「V」(FF)が248万円、セカンドシートタイプのV(FF)が248万円。