ホンダ車用の純正ディーラー装着ナビを販売するホンダアクセスは、Gathers(ギャザズ)ブランドで販売しているカーナビゲーションを一新し、新たにHDDモデル2機種とDVDモデル3機種を04モデルとして追加。既存のCDモデル1機種と合せて、全6機種のラインナップを4日から販売する。
「ギャザズのナビを2DINにしたのは2年前からです。好評を得て昨年6月に4モデルラインナップに拡張し、今回は6モデルの新ラインナップにいたしました。純正と言えども市販ナビと機能的に遅れては販売的にも苦しいので、最新市販ナビをベースにオリジナル化しつつHDDナビ含む6モデルのラインを用意しました」
ホンダアクセス商品企画部の沼田昌彦氏はラインナップの説明をしてくれた。
「HDDナビの2機種、DVDナビの3機種の間にナビの機能に差はつけていませんが、オーディオやビュジュアルの機能面で4万円づつの差があります。HDDナビの安いほうのモデルとDVDナビの最上位は2万円の差です」
全機種が2DINタイプである理由について沼田氏は「純正としては、ナビをつけた状態で走行テスト、衝突実験などをしますので、立ち上げモニタやオンダッシュ貼り付けのモニタはエアバッグが開いたときに干渉したりすることがあるのでダメなんです」と説明する。安全性をとれば、いまや2DINモデル。ホンダはじめ自動車メーカーも低価格車は積極的に2DINを視認性が良い位置に置けるようインパネデザインするようになっている。