トヨタが7月から北米市場で発売する「サイオン」ブランドでの『xB』(日本名トヨタ『bB』)と並び、「ジェネレーションY」のハートをつかむか、と注目されていたホンダの『エレメント』。昨年12月からの販売そのものは順調なのだが、「若者向け」の車のはずが、購入者の平均年齢は思ったよりも高い。3月末までのエレメント購入者の平均年齢は41歳で、これはホンダの当初の予想の「2倍」という年齢層。しかもホンダ車すべての購入者の平均年齢と2歳程度しか変わらない。そのためデトロイト周辺では「ホンダのジェネレーションY取り込み作戦は失敗」という見方も出ている。これに対しトヨタでは「25歳以下の平均購買年齢」というxBの販売に自信を見せているのだが、現在のトヨタ車全体の平均購入者年齢はホンダよりもさらに高い47歳。若者へのアピールのため、ディスコやブティックなどで広告を行う、というが果たしてジェネレーションYは振り向いてくれる?ところで現在アメリカでもっとも購買者の平均年齢が低いメーカーは、ずばり三菱。それでも平均年齢は35歳程度で、20代のマーケットの開拓は相当に難しそうだ。
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