気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年4月18日付
●二輪排ガス規制強化、炭化水素75-85%減、環境審答申案(読売・1面)
●エコ・カーの主役に、ハイブリッド車量産時代、トヨタ「プリウス」全面改良(読売・11面)
●「環境」への関心高く、NY自動車ショー開幕(読売・11面)
●コンパクトカー、本格展開へ、スズキ(朝日・12面)
●マツダの「デミオ」リコール届け出(朝日・37面)
●ホンダの上級車「インスパイア」逆輸入やめ国内で生産、効率化へ米と分担体制(産経・9面)
●日大「AA」ホンダ並み格付け、学生数や財務評価(東京・8面)
●デンソー社長に深谷紘一専務昇格(東京・8面)
●自動車販売網、北米で拡充、トヨタ6月に新ブランド、三菱、拠点4割増1000店に(日経・1面)
●ETC販売急増、5万円ハイカの代替へ(日経・7面)
●宗国・自動車工業会会長が見解「経済に戦争の大きな影響ない」(日経・11面)
●米フォード、マツダ車ベースに新車10車種に(日経・13面)
●オートバックス、上海に中国一号店(日経・13面)
●全駐車場で2005年メド、カードで料金払い、パーク24(日経・13面)
ひとくちコメント
ニューヨーク国際自動車ショーが開幕した。米フォードやトヨタ自動車が「ハイブリッド車」の新モデルを発表するなど「今年は環境対策車の競演が大きな話題」と、きょうの朝日などが見所を経済面で掲載している。
読売によると、会場で新モデルの『プリウス』を発表した張富士夫・トヨタ社長は「俳優のレオナルド・ディカプリオさん始め、(現行は)世界中で12万人の方々に乗って戴いている。プリウスは車の新しい道を示すことができた。新型も支持されると思うと」語ったという。
昨日、国内でも都内のホテルで新モデルをお披露目したが渡邉浩之専務は「21世紀の主流になる車種」と位置づけて、2005年までに30万台の販売を見込み、ハイブリッド車の車種を増やす計画を明らかにした。