開幕戦オーストラリアGPで安定した走りを見せ、高い評価を受けているマクラーレンのデイビッド・クルサード。今シーズン、タイトルの可能性もあるのではとの評判もあるが、1979年フェラーリでワールドチャンピオンに輝いたジョディ・シェクターは「クルサードは過大評価されているね」と、全く別の評価を下している。
「ときに速いこともあるが、たいていの場合はそうじゃない。彼がチャンピオンシップを獲得する事なんて絶対にありえない。それだけの野心が彼にはないんだ」と、シェクターは厳しい。
一方でロン・デニス代表や元チームメイトのワールドチャンピオン、デイモン・ヒルらはクルサードのタイトル獲得に太鼓判を押すなど、彼の実力をめぐる評価は二つに分かれているようだ。