日本自動車工業会は20日、2003年度の国内新車需要見通しを発表した。全体では02年度実績見込み比0.4%増の585万台と、微増を予測している。
このうち登録車は同0.2%増の402万台、軽自動車は0.8%増の183万台。自工会は、「株価情勢など日本経済の不透明な要素があるが、新車投入などによる市場活性化効果も期待できる」と説明している。
この見通しにはイラク戦争の影響は加味されていないが、宗国旨英会長は「短期間で終結すれば、達成できるだろう」と述べた。同時に「自動車業界としては、これを目標として、経済のトレンドが上向くように努力したい」と強調した。