銀行株を中心に売りが広がり、全体相場は続落。平均株価は一時昨年12月25日以来の8500円割れとなった。円相場は1ドル=120円台に反落したが、自動車株は全面安。
トヨタ自動車が、前日比70円安の3170円と続落。2003年の北米販売目標台数を180万台(前年比2.5%増)に設定、同社労組は今春闘のベア要求を見送る方針となったが、市場の反応は鈍い。持ち合い解消の売りに対する不安感から、利益確定の売りに押される展開となった。日産自動車が9円安の949円、ホンダが30円安の4360円と反落した。
この日上げたのは、3円高の三菱自動車工業のみ。
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