ダンロップの住友ゴム工業は、先日日米の官公庁などに納車されたトヨタの燃料電池車『FCHV』にタイヤとパンク応急修理キット「IMS」の両方を、ホンダの燃料電池車『FCX』にはIMSを、それぞれ納入している。
トヨタFCHVには、同サイズの従来タイヤに比べ約20%ころがり抵抗が小さい『グラントレックTG32M』(215/70R16 99S) が装着されている。
IMS(Instant Mobility System)は、パンクしたタイヤにシール剤を注入し10分間程度走行するとシール剤が固まり、一時的にパンクの修理をするもの。これを搭載すればスペアタイヤが不要となり、車両スペースの有効活用ができまる。 また環境に優しい天然素材を使用し、軽量コンパクトであることもIMSのメリットだ。