【新聞ウォッチ】コスモ石油、ガソリン入れると「CO2」排出量のオマケ付き

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【新聞ウォッチ】コスモ石油、ガソリン入れると「CO2」排出量のオマケ付き
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するマスコミパトロール。

2002年11月7日付

●「日本自動車殿堂」にスズキ・鈴木修会長ら5人入り(読売・11面)

●コスモ石油、CO2排出量分かる、カード会員に新サービス(読売・11面)

●男子バスケットボールあす開幕、連覇狙うトヨタ、迫るアイシン(読売・17面)

●インディ・レース日本初開催、来季第3戦、4月11-13日もてぎで(読売・18面)

●軋むハイウエー、銀座通る無料高速(読売・35面)

●奥田碩・日本経団連会長「安全網拡充策の早期実施を要望」(毎日・11面)

●経産省「情報技術と経営会議」設置へ、張富士夫・トヨタ自動車社長らメンバーに(東京・9面)

●イタリア・フィアット、10月の新車販売前年比21%大幅減(日経・9面)

ひとくちコメント

コスモ石油は、クレジットカードで購入したガソリンがどれだけ二酸化炭素の排出につながったかがわかるサービスを12月から開始する。きょうの朝日、読売、毎日などが取り上げている。車種ごとにCO2排出量が規制されるなどした場合は、ユーザーのCO2排出量に応じてコスモ石油が取得している排出枠をバラ売りすることも検討しているそうだ。

同社では、オーストラリアのユーカリが、2001年7月から1年間で吸収した2万4000トン分の排出する権利を9月に、米国企業から買い取っており、それを利用したエコ商品を一般のユーザーに提供する。このようなサービスで排出権を行使するのは初めてのケースだというが、ユーザーのメリットがどこにあるのか。

環境への取り組みは、燃料電池車などを開発する自動車メーカーは先行しているのに対し、ユーザーや石油業界の意識はそれほど盛り上がっていないのも事実。同社では「自動車ユーザーが石油と地球環境を考えるきっかけになれば」と話しているが、「環境」をセールスポイントに熾烈なライバル競争に勝ち残りたいのがホンネだろう。

《福田俊之》

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