アメリカのNHTSA(道路交通安全局)が非公式に発表した35マイル/hのフロント&サイドクラッシュテストの結果によると、2003年型ホンダ『パイロット』と、02年型アキュラ『MDX』がともにミッドサイズSUVの部門で初の最高得点、5つ星を獲得した。この2モデルは、ドライバー、助手席、リアシートのすべてで5つ星という満点の結果を得ている。
また今回から始まったNHTSAの「ロールオーバーの危険性」を数値で示す、という安全基準テスト導入だが、この分野でもホンダ/アキュラの成績は上位で、続いてポンティアック『バイブ』、トヨタ『カローラ』、トヨタ『マトリックス』などが安全と判断された。
しかし大型SUVではロールオーバーテストでは最高でも2つ星しかつかず、やはりSUVのロールオーバー危険性が高いことが明らかに。