トヨタ、業界で初めて1万円台のETC車載器を発売

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トヨタ自動車は30日、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)車載器の新製品を10月1日から全国のトヨタ車両販売店と部品共販店で発売すると発表した。本体・アンテナ一体型では業界で初めて1万円台という低価格を実現した。

トヨタの純正カーナビでこれまで最も値段が安かったのは8月に発売した2万1500円だった。新製品はこれよりさらに4500円安い1万7000円に設定した(12V車用)。またアンテナ分離型の3ピースタイプは音声案内やカーナビとの接続機能をそのままにしながら従来型より5000円値下げし2万7000円にした。

トヨタは全国5000カ所の販売店でETC車載器の販売・取りつけ、セットアップ、カード申し込みまで一貫した体制を整えている。ETCはこれまで車載器の価格の高さが普及のネックと言われてきた。トヨタは大幅な値下げにより潜在需要の掘り起こしをねらう。

《編集部》

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