マツダが25日発表した8月の実績は国内生産が前の年の同じ月にくらべ3.3%増の5万9628台となり2カ月連続のプラスとなった。『アテンザ』や新型『デミオ』の投入により国内販売が24カ月ぶりに前年を上回ったため。
アテンザは国内向けと欧州向けで8月は1万0759台を生産した。欧州向けが特に好調で防府工場では2日間の休日出勤で対応した。8月に発売した新型デミオは1カ月足らずで前年同月比62.3%増の8729台を生産した。これら新型車の販売が好調だったため国内販売は前年同月比2.6%増の5万9628台となった。
国内が好調だった半面、輸出はモデル切り替えのタイミングなどにより16.4%減と4カ月ぶりに減少した。欧州は『ファミリア』の在庫調整などにより42.5%の大幅な減少となった。
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