ホンダは3日、簡単な操作と快適な乗り心地が好評の電動式4輪車いす『モンパルML100』のマイナーチェンジを行い、6日から全国の取扱店で販売を開始すると発表した。操作性を向上させながらも、標準モデルでは3万7000円の値下げも実現している。
モンパルML100は、出力360Wのモーターを1基装備した電動方式の4輪車いす。航続距離は6km/h走行で25kmと実用性も充分だ。今回の改良では、方向指示器作動インジケーターをコントロールパネルに装備するとともに、パネル自体をメタルカラーに変更して視認性の向上を果たしている。
価格は標準モデルで従来より3万7000円安くしたほか、価格据え置きとなるデラックスタイプではスモークタイプの風防を装備。段差を走行した際に荷物の飛び出しを防ぐバスケットクリップも装着した。
価格は標準タイプが29万8000円、デラックスタイプが33万9000円となる。