実用的なCNG車で勝負を決めます---オペルがハノーバーショーに出展

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実用的なCNG車で勝負を決めます---オペルがハノーバーショーに出展
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GM(ゼネラルモーターズ)グループのオペルは、9月12日から19日まで、ハノーバーで開催される第59回国際モーターショー商用車展示会で、オペル『アストラ・キャラバンCNG』を発表する。1.6リットルのECOTECガソリンエンジンをベースにしたCNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載している。オペルのCNGの量販車は、今回と同じエンジンを搭載した『ザフィーラCNGコンパクトバン』に続いて2車種目。

アストラ・キャラバンCNGは、二つの大容量ガスタンクに加え、1.4リットルの予備ガソリンタンクを搭載している。ガスタンク内の残存容量が少なくなり、近くに天然ガス供給ステーションが無い場合でもガソリン駆動に切り替え、走行距離を370kmから520kmまで延長することが可能となった。2003年春には『アストラ・ステーションワゴン』のほとんどのモデルに1.6リットルのCNGエンジンを搭載する予定。

CNGは燃費に優れているのが特徴で、燃費率は100km当たり天然ガス消費量は5.1kg。同クラスのディーゼルエンジンの30%、ガソリンエンジンの50%燃料コストを削減できる。

1.6リットルECOTECガソリンエンジンをベースにしており、最大トルクは140Nmで最大出力は97hpだ。最高速度は177km/hで、0-100km/hの加速は14.5秒と、実用性の高いモデルとなっている。オペルとしては欧州の2008年の環境規制をクリアするための戦略車と考えている。

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《レスポンス編集部》

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