【新聞ウォッチ】世界規模で考える「環境に優しい自動車会議」開催へ

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年8月20日付

●写真コラム「はげむ夏」ダイハツ、「20秒で青空」の「コペン」に注文殺到(読売・9面)

●高速道、永久有料化案を否定、自民検討委、全面建設軸に「5原則」(毎日・1面)

●国土交通省、環境にやさしい自動車開発・普及にスクラム、20カ国に打診(朝日・2面)

●トヨタ、「アルテッツァ」を一部改良し発売(東京・6面)

●自工会が環境報告書、排ガスなど各国協力を促す(東京・6面)

●自由化半年で日経本社調査、タクシー大競争時代、関西、値下げ主導、首都圏まず増車(日経・3面)

●駐車違反レッカー代、カード支払い可能に(日経・13面)

●自動車向け鋼板、値上げ交渉中盤(日経・13面)

●特集・ニュースで知る経済、「鉄腕アトムが歩き出す」、ホンダやソニーなど競う、「燃料電池車が走り出す」、究極の「クリーンカー」(日経・19-20面)

●日本道路公団まとめ、お盆休み期間高速道渋滞やや増える(日経・38面)

ひとくちコメント

新世紀の人類発展のあり方を協議する国連の環境・開発サミットが、26日から南アフリカのヨハネスブルグで開かれるが、各紙とも地球温暖化や大気汚染防止などに関するニュースがやたらと目立つ。

自工会が「環境報告書」を発表。国土交通省は「環境に優しい自動車(EFV)会議」を、来年1月に東京で開催することを決め、約20カ国に参加を呼びかけている。きょうの朝日が報じているが、燃料電池車など次世代低公害車の開発と普及を加速するため、参加国共通の開発目標を設定し、各国政府による集中支援策や国際的な共同研究開発の可能性を探るのが狙いという。

先進諸国の自動車メーカーも「自由競争」の時代を終え、新世紀は「協調」の時代を迎えたというわけだが、皮肉にも究極の「クリーンカー」をめぐる開発競争は一段と激しさを増している。

《福田俊之》

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