米国の独立記念日でテロを警戒する声が強かったが、回避されたことで安心感が台頭。買い戻しが入り、 全体相場は反発した。自動車株は高安まちまち。
トヨタ自動車 が前日比10円高の3080円と小反発し、 マツダ が5円高の352円と続伸。三菱自動車工業、いすゞもしっかり。
一方、 日産自動車 が7円安の830円と続落し、富士重工業、ダイハツ工業もさえない。 ホンダ は『フィット』の好調が目を引くが、株価は5000円ちょうどで変わらず。
完成車メーカー各社が小動きにとどまる中で、部品メーカー2社が年初来高値を更新。内装品が主力の 河西工業 は、23円高の217円と大幅続伸。日産向けに加えて本田向けの売上が増加しており、収益が急ピッチで向上している。ホンダ系の 八千代工業 も、60円高の835円と大幅高。樹脂製燃料タンクの好調で、業績に対する株価の割安感が材料視されているようだ。