【新聞ウォッチ】上半期「ベスト20」にも食い込めなかったマツダ、三菱の捲土重来

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年7月5日付

●読売世論調査で、高速道「もう十分」66%、プール制見直しも6割(読売・1面)

●今年上半期、「フィット」首位、トヨタ勢平成以降初の陥落(読売・10面)

●今年上半期輸入車販売台数、前年同期比2.0%減、6月も前年比3.1%減(毎日・8面)

●いすゞとヤンマー、エンジン相互供給(毎日・8面)

●日本の自動車メーカー、中国企業を告発、ニセモノ部品一掃へ(産経・1面)

●BMWのバイク「F650CS」がリコール届け出(東京・30面)

●大同メタル、燃料電池車に教育施設向けの子供用も登場(日経・11面)

●低価格タクシー続々、エムケイ参入、大阪、神戸、名古屋で500円(日経・11面)

●住友・三井系の自動車リース2社合併(日経・13面)

ひとくちコメント

今年上半期の軽自動車を除く新車販売ランキングで、ホンダの『フィット』が首位となった。「トヨタ勢平成以降初の陥落」(読売)をはじめ「“指定席”からカローラ転落」(朝日)、「34年連続トップにカローラ黄信号」(東京)など、上半期別ではトヨタ車以外のクルマがトップとなるのは初めてのことだけに、きょうの各紙がベスト10の車名と台数の一覧表付きで大きく取り上げている。

日産の『マーチ』も3位に食い込む健闘ぶりをみせているが、気になるのは、トヨタ、ホンダ、日産の3社以外では、ベスト20に1車種も入らなかったこと。22位の富士重工のスバル『レガシィ』が最高で、マツダ、三菱の凋落ぶりが改めて浮き彫りになるとともに、上半期の総販売台数は前年同期比5.8%減、低迷する国内市場の中で、上位3社による寡占化が一段と鮮明になってきた。

《福田俊之》

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