前日の米国株式市場が休場だったことで、海外投資家の動きが低調。方向感が定まらず、全体相場は小反落。自動車株は安く始まったが、その後上昇に転じる動きが目立った。
日産自動車が前日比19円高の968円と反発し、ホンダも10円高と小反発。スズキ自動車工業が続伸し、ダイハツ工業もしっかり。三菱自動車工業が、5円高の409円としっかり。この日、フォード・ジャパンの岩國頴二会長を取締役として迎え入れる人事を内定したと発表した。同社がライバルメーカーから役員クラスを迎えるのは初めてのこと。
部品メーカーのプレス工業は、収益急回復を材料に連日の活況。一時は昨年8月以来約9カ月ぶりの100円台まで買われ、出来高は市場7位に膨らんだ。