景気底打ち感から鉄鋼、建設株などが買われ、全体相場は反発。平均株価は年初来高値を更新した。自動車株は、大手3社がそろって軟調。
日産自動車が、前日比22円安の968円と3日続落。利益確定の売りが膨らみ、出来高は市場第5位となった。ホンダは90円安と4日続落し、5月2日の年初来高値5990円からの下げ幅はちょうど400円。トヨタ自動車は日産の新型『エルグランド』に対抗してミニバン『アルファード』を発売したが、株価は同じく4日続落。円高進行で益悪化懸念が高まり、自動車株から他のセクターに投資資金がシフトしている状況だ。
一方、三菱自動車工業、マツダ、富士重工業が小幅ながら反発し、いすゞ、スズキもしっかり。