富士重工業は17日、ゼネラルモーターズ(GM)と進めている共同開発車構想を多人数乗りSUVから新型スポーティーカー構想に転換したことを明らかにした。
同社とGMはスバルのプラットホームを活用した多人数乗りSUVを共同開発し、両ブランドで2005年に北米から市場投入する計画を進めてきた。しかしスバル車のアイデンティティーであるSUVをGMブランドでも投入すると、GMグループ内のスバル商品の個性が薄まると判断。このためスバルブランドへの影響が少ない新型スポーティーカーの共同開発にプランを変更したという。多人数乗りSUVはスバルが開発を行い北米で独自展開することにした。