ヤマハ発動機、2008年を目標に六価クロムの使用を全廃

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ヤマハ発動機は25日、2輪車用部品や2輪車の製造工程で使用している有害物質、六価クロムの使用を全廃すると発表した。

2輪車用金属部品の表面処理に使用している六価クロムは、2005年までに2000年比で80%削減し、2008年までには全廃する。また、アルミ部品や鉄のクロムメッキ工程で使用している六価クロムも2010年までに使用量をゼロにする。

六価クロムは人体に有害であるため、環境基準値で排出量が定められている。ヤマハはこれまでも鉛製ホイールバランサーの使用を取りやめるなど、環境負荷低減に向けたグリーン調達に取り組んできた。六価クロムについても環境負荷の低い三価クロムへの代替や、新たな下地処理法の採用により、早期に使用をとりやめる。

《編集部》

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