「家宝として受け継がれるような本物のクルマ作り」をめざして設立されたオリジナルカー・メーカー、株式会社車輪庫(しゃりんこ。本社:愛知県安城市)の第一弾、デュッセン・バイエルン『マイスター』が13日、鹿児島輸入車ショーでデビューする。
マイスターのベース車両はBMW『Z3』。同じBMWの『507』、 メルセデスベンツの『190SL』、同『300SL』などのスタイルを取り入れている。限定100台で価格は390−750万円(専用トレーラー別売)。ベースの新車/中古の違い、仕様の違いで価格は変わる。また所有車両持ち込みの改造も受け付ける方向だが、価格は未定。
マイスターのデザインおよび試作車製作は、大手メーカーのコンセプトカーを製造するYDS、量産は、やはりカスタムカーの生産で実績のあるコペルが担当する。
今後、車輪庫では新型日産『マーチ』をベースにして、この秋にデュッセン・バイエルン第二弾『リッツ』を発売するという。