利益確定の売りが先行し、全体相場は3日ぶりに反落。27日のデフレ対策発表、28日の日銀政策委員会を控え、様子見気分が強まった。円相場は1ドル=133円台の動きとなり、自動車株は高安まちまち。
日産自動車は、13円高の802円と反発し800円台を回復した。ワラント債(新株引受権付社債)を活用した新報酬制度の対象を、2002年度は課長職以上の約800人とすると発表。株価を意識した経営を前面に打ち出す方針だ。
部品の外部委託戦略を進める三菱自動車工業も、3円高の275円と3日続伸。小型乗用車向けディーゼルエンジンの調達先を仏ルノーから提携先のダイムラー・クライスラーに変更し、一段のコスト削減を追求する。マツダも9円高の318円と続伸。
一方、ホンダは60円安の5000円ちょうど。
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