警視庁は25日、東京都迷惑防止条例を改正するため、有識者による議論を行う「都民生活における迷惑行為等対策懇談会」の設置を決めた。成田頼明氏(横浜国立大学名誉教授)を座長として行うもので、暴走族による落書き行為の取り締まり方法などを検討するという。
現行の迷惑防止条例では、公共の場における暴力行為については処罰することができるが、公共物に対して落書きを行うことについては軽犯罪法でしか処罰することができない。都内では「スプレーアート」と称した落書きが各所で見られるが、こうした落書きを迷惑防止条例の改正で封じ込めることが狙い。また、この法律を運用することにより、暴走族が示威のために書き込む落書きも禁止できる。
懇談会は3月からスタートし、6月には都議会に条例の改正案を示す方針。懇談会での全てのやり取りは警視庁や東京都のWebサイトで公開される予定。
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