トヨタ自動車は26日、『エスティマT』、『エスティマL』に運転席が電動車いすになる「ウェルドライブシステム」を搭載し発売した。
ウェルドライブシステムは足の不自由なドライバーでも楽に車を乗り降りできるように開発した。リモコン操作で運転席がセカンドシートの位置までスライドしそこでドア側に座席が回転、自動で車外に座席を下ろす。路面に設置すると自動で車輪が出現する仕組みで、座席に組み込んだジョイスティックで操作可能な自走式の電動車いすになる。運転席が電動車いすに変わるシステムは国内ではこれまでになかったという。
メーカー希望小売価格は標準タイプの「フレンドマチック車」が569万5000円。