【新聞ウォッチ】金持ちトヨタ、“節税”にならぬ「連結納税」はパス

モータースポーツ/エンタメ 出版物

【新聞ウォッチ】金持ちトヨタ、“節税”にならぬ「連結納税」はパス
  • 【新聞ウォッチ】金持ちトヨタ、“節税”にならぬ「連結納税」はパス
気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年12月20日付

●自動車「勝ち組」来年も強気、トヨタ世界販売「530万台」、ホンダ乗用車「6%増」(東京・8面)

●車種規制遅れ「国は腰抜け」排ガス規制法の改正、石原知事が環境相に抗議(東京・27面)

●セーフガード問題、正式発動回避へ、中国側輸出監視に理解(読売・1面)

●トヨタ、連結増税見送り(読売・8面)

●愛知万博、一足早く紙上で体験、豊田章一郎・万博協会会長語る「来てよかった」と言える万博に(読売・25面)

●道路陳情「同伴」で上京、自治体の決起大会に国交省出先(朝日・39面)

●千葉県警、無免許の警官2人逮捕、パトカーやバイク運転し巡回活動(産経・31面)

●米ビック3に設備廃棄の波、北米で余剰300万台(日経・9面)

●トヨタ、IT事業を再編(日経・11面)

●住友ゴム、タイヤ中国生産に乗り出す(日経・13面)

●9月中間決算、連結純利益ランク、トヨタ1位、日産2位、ホンダ4位(日経・17面)

ひとくちコメント

国内外とも景気の不透明感が強まっている中で、トヨタ自動車とホンダの両社が、来年2002年の販売計画をそれぞれ発表したが、過去最高更新が確実の今年の販売台数をさらに上乗せした見通しを示している。

きょうの各紙が「自動車『勝ち組』来年も強気」(東京)などと報じているが、同時に、トヨタの張富士夫社長が会見で、来年度から実施される連結納税制度の導入について「連結付加税などで負担が増す可能性が高く(選択)を見送らざるを得ない」と述べたことを読売などが取り上げている。

この制度ではグループ企業で黒字と赤字を相殺して税負担を軽減することができるが、トヨタの場合は連結対象の子会社に赤字企業が少なく、採用すれば連結付加税の負担のほうが重くなると判断したためだ。

日経によると、日韓欧メーカーの対米輸出などが好調で、米ビック3に設備廃棄の波が押し寄せているという。来年は、国内ばかりではなくグローバルでも「勝ち組」と「負け組」がより鮮明になりそうだ。
《福田俊之》

編集部おすすめのニュース

特集