ホンダという会社はモーターショーのプレゼンテーションにおいても、とかく革新的なことをやる会社だ。今では常識的となった車名の復唱も記憶にある限り、ホンダがパイオニアだったと思う。ステージでの激しいダンスなどもそうだ。派手な演出は自粛されていた東京ショーでも、コンパニオンが宙を飛んでいた。そして、それは大阪でも見事に継承されていた。会場の構造が理由か、さすがに宙を飛んだりはしなかったが、オープニングのご挨拶は『ASIMO』が担当。続いては黒人ダンサーが見事なダンスを披露し、最後は企業CMのバックに流れている「♪シャララーラ、シャララ、ラーラ…」の合唱で締めるという、なんともホンダらしい演出。途中にコンセプトカーの紹介も入るのだが、それが記憶に残らないほどだ。ステージは毎時30分から行われたが、ブースにはコンセプトカーではなく、ASIMOを一目見ようとする人で大混雑していた。しかも、ステージが始まるまで、誰もそこを動かないので、ホンダブースだけが異様に混んでいるという状態にしか見えないのだが、これはそういう作戦だっのか……。
Japan Mobility Show Kansai 2025、前売券は9月6日発売開始…西日本最大級で12月大阪開催へ 2025年9月5日 西日本最大級のモーターイベント「Japan Mobility Show Kansai …