マクラーレンのテストドライバーを勤めるアレクサンダー・ブルツが来季の契約を延長した。現在は納得して契約延長にサインしたとうブルツだが、実はキミ・ライコネンのマクラーレン入りが発表される数日前、デイビッド・クルサートのチームメイトとしてグランプリレーシングに復帰する契約を結んでいたことが明らかになった。
「最高のチャンスになるはずだった……。契約して4日後に突然チームが心変わりしたんだ。どうしようもなかったよ。わけがわからなかったけど、結局受け入れるしかなかったんだ。夢のようなマシンをドライブすることは僕の願いだったわけだけど、それがすべてではない」
「またレースがしたいんだ。お金は問題じゃない。激しい競争の世界に戻りたいんだ。マクラーレンからは多くを学ばせてもらった。プロストを始め複数のオファーをもらっていたけど、やっぱりマクラーレンが一番と判断したんだ」とブルツは語っている。