クルマや部品が展示される東京モーターショー。各社、工夫をこらしたプレゼンテーションを行なっているが、見るだけではない“体験型”展示もいくつかあった。クルマがテーマのテーマパークといってもいい。
まず順番待ち見学者が長蛇の列を作っていたのがベアリング・メーカー光洋精工の“バーチャルツアー”。ドライビング・シミュレーターのような可動座席に座り、前方にプレゼンテーション画面が映され、画像と同調して座席が動くというもの。
カルソニックカンセイの未来のコクピットは実際に座れるし、ジヤトコはベルト式CVTを手で回すことによってトルクと回転数の変化を実感できる。ボッシュも燃料噴射技術を触覚・視覚で感じられるプレゼンテーションだった。