米国市場の大幅続伸を受け、全体相場は反発。買い安心感が強まり、平均株価は1万円台を回復した。自動車株も全面高。
日産自動車、三菱自動車工業の両社が、前日比27円高530円、同19円高240円と上げた。昼のNHKニュースなどで、「自動変速機(AT)、無段変速機(CVT)の開発で提携する」と伝えられたことがキッカケ。両社ともにリストラの支援要因と評価され、後場から買い注文が膨らんだ。日産の出来高は市場トップ。
トヨタ自動車は、150円高の3370円と反発。大手経済紙朝刊で「来年7月に確定拠出年金(日本版401K)を導入」と報じられたことも買い材料とされている。ホンダは、100円高の4200円と6日続伸。円安基調を背景に、大手各社を中心に、買戻しの動きが続いている。