スズキは、18日から23日までイタリア・ミラノで開催されている第59回「EICMA2001(ミラノショー)」で、欧州向けスクーターのニューモデル『バーグマン650』と『バーグマン125/150』を発表、展示した。
スズキのバーグマンシリーズはこれまで250ccと400ccをラインナップしてきたが、新機種として125ccと150cc、フラッグシップモデルの650ccを投入して顧客ニーズに対応していく。
バーグマン650ccは、二輪車で世界初となる電子制御CVTシステムを搭載。ライダーが走行状況に応じてATの変速パターンをパワーモードまたはノーマルモードで選択できるほか、5段階のマニュアル変速操作も選択できる。ヘッドランプはマルチリフレクタータイプをデュアルで装着、ボディマウントのリアビューミラーと一体となったターンシグナルランプなどを採用した。
発売開始は2002年の春で、欧州から販売を開始、その後世界規模に拡大していく。販売目標は650が年間2万台、125/150が年間2万5000台。