【株価】円高、米国株安のダブルパンチで全面安

自動車 ビジネス 株価

全体相場は米国株の急落を受けて4日続落し、バブル後の最安値を更新。円相場も依然堅調とあって、自動車株は全面安となった。日産自動車が前週末比14円安の773円と下げ、ホンダも同150円安の4710円と大幅安。

こうした中で、マツダが米系証券の買いに一時4円高。5月11日の高値からすでに4割も下げており、底値感が次第に高まってきた。三菱自動車工業も、大和証券を中心とした買いが入り一時10円高。圧縮天然ガス車を利用するバス・トラック業者を対象に、国土交通省が補助制度を設ける方針を固めたことで、需要増を期待する買いが入った模様。

前週は、為替円高を嫌気し軟調な動きに終始。特に16日には、ホンダが2カ月半ぶりに5000円台を割り込み、トヨタ自動車は約4カ月ぶりに4000円台割れとなった。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集