BARとは対照的に悲惨な結果となったのがジョーダン・ホンダ。ハインツハラルド・フレンツェンの後任として出場したリカルド・ゾンタは気負いからか、アロウズのマシンに追突してフロントウィングを破損。すぐにノーズコーンを交換したものの、ダメージは大きく結局リタイア。
ヤルノ・トゥルーリはオリビエ・パニス(BARホンダ)との激しいバトルの末スピン、大幅に順位を落としたのち、ハイドロ系のトラブルのため34ラップでマシンを降りた。チーム代表のエディ・ジョーダンもこの結果にはがっかり。
「まったくの悲劇だ。最悪の週末を表現するのにこれ以上言うことはない。我々にできることはこの結果を忘れて、残りのシーズンに集中するだけ。幸い3週間の休みがあるし、その間に準備を整えることができるだろう。残り5戦で勢いを取り戻すために全力をつくすよ」とコメントした。