日本自動車工業会(自工会)は、政府が低公害車開発普及アクションプランを策定したのに伴って「低公害車の普及がいっそう促進されることを期待したい」と奥田碩会長名でコメントを発表した。
自工会コメントでは「従来から低公害車の開発普及に積極的に取り組んでおり、アクションプランでも期待されている低公害車の車種の多様化、コストの低減、燃費基準の前倒し達成及び適合車の早期提供にさらに努力していく」としている。また、「低公害車の出荷動向に関する自主的公表にも前向きに対応していく」方針だ。
政府の低公害車開発普及アクションプランでは、ハイブリッドカー『プリウス』、『エスティマハイブリッド』、今秋には『クラウン』にハイブリッドが搭載される予定で、今後政府公用車はトヨタが圧倒的なシェアを占めることになるのは確実。このため、アクションプランを歓迎する姿勢は「自工会というより、トヨタとしてでは?」と揶揄するトヨタ以外の自動車メーカーも。