7戦終了で獲得ポイントはわずかに4ポイントと、チームメイトのデイビッド・クルサードにも33ポイント差をつけられ、今シーズンのタイトルは絶望的となったミカ・ハッキネン(マクラーレン)。しかしハッキネンはまだあきらめておらず、カナダGPでも勝利を目指すと意欲的だ。
「モントリオールでのドライビングは楽しいよ。あそこは雰囲気も最高だし、ぜひ99年の勝利の再現といきたいね。まだ戦うべきレースは10戦も残っている。チーム全体がこれまで発生した問題を解決し、信頼性とパフォーマンスを挙げようと必死になって作業してくれている。だから全力を尽くしてレースに集中するよ」
今シーズン、トップを走っていた2レースで、共にトラブルのためにリタイヤを余儀無くされたハッキネン。またチームはハッキネンにタイトル獲得の可能性がゼロになるまで、チームオーダーは発しないことにしている。