25日まで開催している『自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2001』については、オートアスキーの記事を見て「自動車部品の展示ばかりで地味なんじゃないの」という印象をお持ちの方も多いだろう。だけどこのイベントで初の展示となるフォーミュラカーがある。それがスズキがワンメイクレース用に開発したフォーミュラ・スズキ『隼』だ。
会場一番奥のモータースポーツコーナーの狭いブースに“ひっそり”という感じで置かれているのだが、存在感は十分。同社の大型バイク用の1.3リットルエンジンを搭載した小ぶりなモデルだが、フォーミュラカーだけに「200km/hぐらいは軽く出ます(スズキの説明員)」とのこと。
F1やF3000クラスのマシンと比較したらその小ささには驚くかもしれないが、マシンのすぐ近くまで寄ることもできるので、忘れずに見ていってほしい。